終身会員

  1. 20年以上正会員であり、所属クラブ、その他地域社会もしくは国際協会に対してその功績の著しいもの。
  2. 病気が重篤である者
  3. 15年以上正会員であり、少なくても70歳に達している者は、今後の国際会費全額に代わる500ドルの納入等所定の手続きを経れば終身会員になることができる。

スポンサー

新会員をクラブに推薦する事、またはその推薦を行った会員。
スポンサーになった会員は、新会員に対し常に関心を持ち、新会員が活動的な会員になれるよう配慮するとともに、良き相談相手とならなければならない。
クラブが新クラブ結成を主力になって推薦する事もスポンサーといい、このクラブをスポンサークラブと呼ぶ。

家族会員制度

家族会員の資格は、会員の同居の配偶者及び父母、子供とその配偶者であり、二親等始め広義の親族も有資格者とする。
また、正会員同様にクラブに関する事柄に対して1票の投票権を有する。
各種会費は国際会費は半額の19.5ドル(約2,000円/年)とし複合地区費は1,320円、地区費は500円、クラブ会費は各クラブの自主性による。(エコー誌新年号)
国際協会としては07年1月に制度がスタートしており、331複合地区では07年12月のガバナー協議会で正式に発足した。
331A地区においても08年2月の第3回キャビネット会議で議決された。
申請方法は国際協会指定の申請書に必要事項を記入し、クラブ幹事の署名が必要である。5R1Zでは、江部乙LCに4名の家族会員が誕生している。
今後はクラブ内の会則の整備や会員間のコンサンセスが必要と思われる。
国内では九州複合地区が、家族会員制度に反対しており、未だ承認していない。

メークアップ(MaKe Up)

例会の前後それぞれ13日間以内に次のいずれかに該当する場合は例会に出席したものとみなされる。

  1. 他クラブの例会等に出席。
  2. 所属クラブの理事会へ出席
  3. 同常設委員会への出席
  4. 同クラブ主催の会合
  5. リジョン又はゾーンの会合への出席
  6. 国際大会、東洋アジアフォーラム、複合地区、地区大会等正式な会合への出席
  7. 国際本部、外国の地区、事務局の訪問(訪問の証明書が用意されている)

ライオンズ・テーマ(Lion Tema)

旗、バナー、ゴング、木槌、名札等の備品管理の責任を持つ。
各例会の前にそれらを適切な場所に配置し、例会後は適切な保管場所に戻す。例会の進行を努め会場の秩序を維持する。

クラブ理事(Club Director)

任期は2年で、半数ずつ毎年改選される。理事の呼称について残任期間を基準とする例が多かったが、1年目の理事を1年理事2年目の理事を2年理事と呼称することになった。
理事はクラブ役員であり、すべての理事は他の役員と共にクラブ理事会を構成し、クラブ会則第8条3項の任務を遂行する。

ファイン(Fine)

ライオンズの例会において、その場の空気を沸き立たせ、会員相互の親睦を図る目的でテールツイスターはファインを課す権限をもっている。
ファインは金額的には僅少なもので、運営費に繰り入れるのが原則である。

キャビネット(Cabinet)

地区ガバナー・キャビネットを略していう。議長としての地区ガバナー前地区ガバナー、地区名誉顧問会議長、キャビネット幹事、キャビネット会計リジョンチェアパーソン、ゾーンチェアパーソン、地区委員長などをもって構成される。

ガバナー(District Governor)

正式には地区ガバナーといい、国際協会の役員である。
地区年次大会においてライオンズクラブ国際協会を代表し、さらに地区運営の責任者としてキャビネット構成員を指導する。
その任期中に地区内のクラブに対して公式訪問を行う。
任期は国際大会の閉会時から次の国際大会の閉会時まで。
連続再選は許されない。

幹事

幹事は会長及び理事会の指揮監督のもとに、所属地区及び国際協会間の連絡に当る。クラブ内では、クラブの会合及び理事会の議事録、出
席率、委員の任命、選挙、会員の情報、会員の住所及び電話番号、会員の会費納入の記録を含む全般的な記録を保管する。
4半期又は半年毎に各会員に対して会費その他の納入金を請求し、それを受け取りクラブ会計に引き渡す。
国際本部の要求する月報を含めキャビネットの要求する報告書を提出。所属ゾーンおける地区ガバナー諮問委員会の委員となり協力する。

会則及び付則

国際協会会則及び付則、複合地区会則、クラブ会則及び付則などがある。
国際協会会則および付則はライオンズの最高規程である。
クラブは、クラブ会則及び付則標準版を採用するよう勧められている。

ライオンズクエストプログラム

薬物乱用防止を含めた青少年のための教育支援プログラムのこと。
1984年にクエストインターナショナルとライオンズクラブ国際協会が協同で開発し、現在はLCIFがすべての権利を所有している。
プログラムは、小学校高学年、中学生用の「思春期のライフスキル教育」が開発され、NPO法人青少年育成支援フォーラムが運営している。

例会

クラブは一定の日時を決めて定例会を開かなければならない。
日本の各クラブでは、毎月2回の例会を開いている(芦別クラブでは第二・第四水曜日)。例会出席は、会員の基本的義務の一つである。

会費

クラブ運営費に充てるために会員が納入するもので、その額はクラブごとにその会則で定めるが、会食費その他クラブ運営以外に使用されるものは
会費と呼ばない。
クラブは、この会費から国際会費、複合地区会費、地区会費、ライオン誌特別負担金その他を支払う。
現在の国際会費は、年間US43ドル。芦別クラブは運営会費、事業会費会食会費を含めて、月額13,000円、年額156,000円である。

リジョン・ゾーン

地区ガバナーは、地区管理のためいくつかのリジョンに分け更にそのリジョンを4ないし8のクラブからなるゾーンに分ける。

リジョンチェアパーソン

地区ガバナーに任命されるリジョンチェアパーソンは、地区ガバナーの指導を受け、リジョン内の各ゾーンチェアパーソン及び地区委員長の活動を監督する。

ゾーンチェアパーソン

地区ガバナー及びリジョンチェアパーソンの指導監督を受け、責任者としてゾーンの運営にあたると共に、ゾーンにおける地区ガバナー諮問委員長として同委員会定例会議を開催し、議長を務める。

ライオンズ・ローァ

文字通り「ライオンの雄叫び」で、意図するところは本来、退屈、疲労または眠気を一掃するために議事を中断し、会員起立して両手を前方水平に突き出しつつ「ウォーッ」とやったところにあるらしい。
現在は会議の終了を示す場合、又は気勢を上げる形式として定着している。
本来一声形式のものであるが、我が国では三声形式も慣習化されている。

ライオンズ(奉仕)デー

1917年10月8日にテキサス州のダラスで開かれた第1回ライオンズ国際協会を記念して、毎年10月8日をライオンズデーとして活発な記念事業を行っている。
1970年にマッカロー国際会長は初めて世界ライオンズ奉仕デーとして実施を訴えた。

会員会計にあるライガー会費

ライガー(Liger)は父がライオンで、母がトラの雑食動物である。
逆に父がトラで母がライオンの場合は、タイゴン(Tigon)である。
ライオンズクラブでは、通常例会時の食費である会食会費に対して観桜会等の例会時の飲食費にあてる費用としてライガー会費という。

アクティビティ

ライオンズクラブが地域社会に対して行うあらゆる奉仕活動のことをいう。
クラブ単独で行うのが基本であるが、いくつかのクラブや他の奉仕団体、自治体と合同で行う場合がある。国際的アクティビティ機関としてLCIFがあるが日本ライオンズは、この機関への献金においても際立っている。

テールツイスター

直訳すると犬が尾を振りながらおねだりすること。
ライオンズでは役員の一人で、例会で種々のアイディアによって会合を盛り上げ会員間の親睦を盛り上げるのがその任務である。ドネーションにも深く関わる。

ドネーション

寄付金のこと。会員の慶事、誕生、結婚、入学、新築、全快などの内祝いや弔意見舞いなどに対する謝礼、その他の意を持って、会員が自発的に行った寄付金である。
金額に制限はない。テールツイスターは、いろいろな事実を紹介して、会員が寄付を行うのを助ける。